月に一度のお勤めです。
最近頻度が高くなってきたような気もしなくない、不定期に現れる高千穂一族の解説コーナーです。
今回は一族の討伐について。
この辺も結構一族毎にカラーが出てくる所ですよねー。
前回の閑話「1020年3月 閑話:未来の為の標となる 」にて信武が謎なアイテムを出していたりしていますが、その辺も含めて語らせて頂きます。
京の暦と一族の行動サイクル
高千穂一族が住む京の町では太陽暦の暦が使われています。
一族の暦の認識だったり、行動時や一族年表に使われる年月日も太陽暦。
ただ、高千穂家は太陰太陽暦を使った行動サイクルを取っているので、イツ花さんの「お早うございまーす!!」は基本的に太陰太陽暦の月初です。
↑コレです、コレ。
そういう事情もあり、暦の関係によっては太陽暦では前月末に翌月の行動を開始している事があります。
例)1020年3月は太陽暦で見ると2月末にイツ花さんが月初の挨拶をしてくれる
なお、高千穂家の行動サイクルに太陰太陽暦が使われている理由は、イツ花さんから験担ぎの意味が強い提案があったからです。
(→初代当主の巡流が「君がそう言うなら」って感じでイツ花さんの話をそのまま採用したと言う経緯)
討伐について
実際に迷宮内で討伐を行う日数は、ゲーム画面左側に表示されている炎の最大数と同じ8日間。
自宅〜迷宮間の移動日も含めると大体討伐期間は2週間弱位です。
場所によって距離が違うので、その月毎で討伐期間が前後します。
一番討伐期間が長いのは場所が遠い(と思われる)大江山かな。
高千穂一族では迷宮内で活動する8日間を、半月辺り〜満月までの間で行うように日程調整を行っています。
この辺もイツ花さんの案で「月明かりがあった方が夜に行動しやすいですよネー」と言う程度の理由ですね。
体感レベルですが新月前後だと鬼も若干強くなってるって噂が京に広まっているので、その辺をイツ花さんも考慮してくれているのでしょう。
太陰太陽暦のサイクルで動いているので、太陽暦で見ると討伐期間が月またぎとなる事がありますが、その場合は基本的に月をまたぐ前の月の行動としてカウントしています。
例)1018年4月は太陽暦で見ると月またぎ(4月下旬〜5月上旬)の討伐になっていますが、この場合は5月に得たものでも4月の戦果として扱われています。
荷物は基本的にほぼ全て自宅からの持ち込みで、往路は飲料や食料、食事や休憩時に必要なもの等を持ち込んでいるので、それなりに大荷物です。
討伐は1ヶ月で切り上げる前提の荷物量が基本ですが、延長予定がある場合はそれなりに荷物も増えます。
復路は消費した分だけ荷物が減っていますが、お宝ザクザクだった場合は逆に荷物が増えている場合も。
なので大抵の一族は移動期間が一番の地獄だと供述しております。
討伐の延長が行われた場合、そのまま迷宮内で8日間延長して過ごす事になります。
延長した場合、本来次の討伐予定に当たる期間は休養扱いとなり、2ヶ月後の討伐予定期間の月に行動サイクルが再開します。
例)1018年6月・7月討伐は1ヶ月延長しての討伐(太陽暦で6月後半〜7月前半)だった為、本来討伐予定期間であった1018年7月下旬(太陽暦)はお休みとなり、次の討伐予定は1018年8月下旬(太陽暦)となります。
この辺の理由は下記の内容に出てくるのですが、一族にとってこの休養期間をどう捉えるか、中々難しい所だよなと。
討伐効率もあると思うので、取捨選択をしつつ討伐期間を決めていかないといけませんね。
討伐時に使っている便利アイテム
高千穂家には神様から色んな便利アイテムを渡されており、これらを使っているため他の討伐隊に比べて格段に優位な討伐を進められるようになっています。
(要はチートアイテム)
大半は高千穂家カスタムなオリジナルアイテムなので、ゲーム内には登場しません。
当主の指輪
当主の指輪については以前の休題「休題:当主の指輪について(入門編)」で語っているのですが、討伐に関する内容だけ少しおさらい。
(画像も使い回し)
・入手金品の予測が表示される
・討伐部隊の進言予測が3つほど表示される
・パパン召喚
当主が討伐隊にいない時は指輪を持っている人がいないので、この辺は行えない……と言うか知りませんね。
パパン召喚に関しては、指輪のことをよく知らない一族は「当主だけ使える術」みたいなものと勝手に解釈していたり。
結界晶
プレイヤーが勝手に名前を付けていますが、これは結界石(アイテム)の上位版みたいなモノです。
これを使えば討伐部隊4人が休める位な広さの結界を周囲に張ることができます。
結界の周辺は鬼だけでなく人間や鳥獣等も近づけなく(認識出来なく)なるので、安心して食事や休憩をとることができます。
つまり、討伐時の野営用アイテムですね。
結界晶は対になった2つの水晶みたいな鉱石で、片方を野営する場所に設置し、もう片方は隊長が所持します。
そうすると、片方の鉱石を持っている隊長だけがその場所を認識出来る状態となります。
隊員も野営場所を認識出来ていないので、隊長に付いていったらいつの間にか野営場所に居たと言う感じかなと。
一族は迷宮に着いたらまずは野営出来そうな場所を探して野営の準備をします。
家から持ってきた飲料や食料、今のところは使わない道具をそこに残して討伐開始。
ある程度討伐が進んだら野営場所に戻って食事&休憩&入手した荷物を置いて討伐を再開する……といったサイクルで行動します。
結界の中では火を使っても周囲に認知されないので煮炊きも可能。
運良く討伐中に食べることが出来る鳥獣が捕まえられたときは、貴重な栄養源として美味しく調理されます。
……調理が出来ない一族が4人集まったときは大変なことになりそうな予感ですが、1020年3月までの討伐では誰かしら煮炊きが出来る人が居たみたいなので、今のところは問題は無い模様。
討伐において調理スキルは重要です、はい。
音も外には漏れないので四人全員ぐっすり眠る事も可能です。
本当に全員寝ているのか否かは討伐隊の性格にもよるけれど、多分寝ずの番は居るんじゃないかなとは思ってる。
結界晶は討伐2〜3回分ほど連続利用可能ですが、長く使えば使うほど結界の精度は落ちてしまうので、あまり長期間の使用はお勧め出来ません。
帰宅後に結界晶の浄化に10日前後(討伐期間を延長していればその分追加日数も)必要なので、結界晶の浄化期間は基本的に討伐へは行けません。
2ヶ月連続討伐時に次の討伐予定期間が休養扱いとなってしまう最も大きい理由がコレですね。
結界晶の浄化はイツ花さんにお任せなので、一族は何をしているのかよく知りません。
浄化期間中に家で結界晶を見掛けない事から、恐らく天界側に持って行って何かして貰っているんだと思います。
天界製なのでとても高性能な結界晶ですが、本当に結界を認識出来る存在がいないのかは誰も知らず。
もしかしたら迷宮のボスクラスは認識出来るかもしれないけど、そもそも彼ら移動しないし。
それにボスクラスともなると寝込みを襲うなんて、そんな卑怯なことをするお方はいないと思うんだーチラチラ。
(白骨城の方を見てみる)
炎表示機能付き懐中時計
見た目は普通の懐中時計。
迷宮内で蓋を開けると、現在の炎の状態を表示してくれます。
討伐時のゲーム画面左上に映ってる炎の時間表示と内容は同じです。
表示の仕方はホログラム。大きさは所持者が自由に変えられます。
「1020年3月 閑話:未来の為の標となる 」にて、信武が黄川人の前で突然出した魔方陣みたいなヤツがコレですね。
普段なあんな使い方をしません。アレは信武が格好付けただけです。
(それとプレイヤーが描きたかっただけ)
迷宮にいる時以外は懐中時計以外の機能はありません。
例えば該当月の炎の状況を家で確認出来るとか、そんな便利な事はできません。
なお、京の町では時間の概念はあるけれど時法が現代の概念とは違うので、時計盤を見ても市井の方々には何の事だか全然理解出来ていません。
一族も同じで、たまに聡い子が「もしかして時間を表示してる?」と気付く位。
あ、でも茜葎は交易で懐中時計を見たことがあるので、どういうモノなのかは理解しています。
アンティークに造詣の深い茜葎なので、特別な機能がある一族の懐中時計に目を光らせているとかいないとか。
交易に出しちゃ駄目だからね!
その他
少し一族の討伐とは離れる話ですが、商店で売られているアイテムは(その時点で高価な物ほど)迷宮で入手されたモノが多数です。
朱点童子討伐隊の中には金稼ぎをメインにしている人達(いわゆるトレジャーハンター)がいて、そういう人達が迷宮で得たアイテムを供給してくれるのですよ。
雑貨屋や装飾品屋の品物は特に迷宮産が多いです。
京の町が発展していけば自分達で作れるようになるモノも出てきます。
金品だけではなく情報もそういう方々から集まっており、迷宮の情報をまとめていたり、商品入手などの依頼を取りまとめている場所(団体)もあります。
とは言っても公式なモノではなくて、いわゆる荒くれ者達のたまり場ですね。
最初期の巡流が槍の指南の存在を知っていたのは、そういう場所で得た知識ですね。
情報を持ってきたのはイツ花さんでしたが。
(嘘つきなお侍さん経由)
信武はそういう人達と(身分は隠して)交流を持っています。
荒くれ者達のたまり場だけど、色んな立場の人間がいたりするんですよ。
例えば止ん事無い方々や有名な陰陽師、渡来人などもしれっと混ざっていたりします。
玉石混淆と言いますが、そういう場所だからこそ、信武が言うような「オモシレー話」がいっぱい出てくるんだろうなと。
今のところ思い付いている設定は以上です。
また新しい設定を思い付いたら記事化しますねー。