1019年2月 討伐:九重楼

帰宅早々ブラックアウトする巡流。
とうとうこの時が来ちゃいました。

※1018年7月は白骨城討伐延長、1018年9月は永環の交神で休養

※1019年1月は永環の交神で休養

初代当主って、重要な役回りの割には出来る事は本当に少ないなぁって思います。
最序盤なので能力は低いし、使える術も少ないし、周囲の環境も整っていない。
それでいて他の家族とはスタート年齢が違うので実活動期間が短い上に、システム上寿命は最短命が確定。
一族の悲劇を体現する立ち位置だからか、人生ハードモードなんですよね。

巡流の場合、上記に加えてプレイヤーによる安易なプレイングの結果、周囲が泥沼化している訳で。
…なによこの不幸の塊は。

巡流はそんな星の下に生まれてしまって、更に良かれと思ってやった事が空回りする事があったりと、随分と苦労をしたと思います。
それでも巡流は落ち込む事もやさぐれる事も絶望もせず、本当に淡々と静かに役目をこなしてくれたと思います。
戦力不足で危機を迎える事も結構あったけど、最後まで戦ってくれて、ちゃんと戦果を残してくれていました。
初代当主としては、十分すぎるほどの働きぶりだったと思います。

巡流の特徴としては「行動が自己完結」な事も特筆する点なのかな。
思い返せばこの人、自分の考えている事を周囲に伝えようとしていないんですよ。
永環の事、家族の事をずっと考えて、自分の事は二の次にし続けて尽力しているというのに、周囲はそんな巡流の真意を殆ど知らず誤解したまま最期を迎えてしまった。
巡流の不幸はプレイヤーの誤算が原因な事が大半でしたが、彼の「無言実行」な面はそれを悪い方向に増長させてしまったのかと思います。
……もしもプレイヤーの誤算が無ければ、頼りになる初代当主として家族から慕われていたのかな?

ここで巡流のラスト成長時のスクショを掲載。
(通算三度目)

巡流の体がノー成長な事がセンセーショナルな一枚なのですが、実は他にも注目する点がありまして。
心の水が高数値で上がっているんですよ。
実は巡流、心の水と心の風に関してはゲーム開始時からコンスタントに高数値で上がり続けていまして。
それとは対照的に、心の火と心の土は初陣から2ヶ月位がピークで以降は上がり幅がかなり少なくなっているんです。
これってつまり、ステータス上でも「早い段階で自分の事を諦めて、後に続く家族の為に行動するようになった」のが現れていたのかなと思っちゃったんですよね。

最終的に心の能力値で一番上がったのは心の水で次点が心の風。
何処か考えが読めないけれど実際はとても優しい人である巡流をよく表しているステータスだよなとしみじみ感じます。

巡流の来歴はずっと「討伐に参加」ばかりでちょっと寂しい状態だったのですが、最後の最後に「七天斎八起打倒」の一文を付ける事が出来て本当に良かった。

巡流、本当に、本当にお疲れ様でした。
貴方の願いが出来るだけ早く叶うようにプレイヤーも頑張ります。

主な戦利品:ツブテ