高千穂一族資料集②

第三世代のデータ関連集。

第三世代の能力値まとめ

・能力値は該当年月における月初時点での状態です。
・能力値は全て装飾品等の補正無しの数値です。
・成長時に数値加算をされるタイプの補正は考慮に入れていません。

信武

信武は一族三人目と言う事で、ほぼ一生を地上で過ごせるようになった最初の子ですね。
初陣直後に二代目当主になり、そこからはずっと討伐に出ています。
当主になった頃には文化とか夢やロマンを大々的に語っているので、討伐が無い時はトレンドを求めて京の町へ出て行くことが多かったんだろうなと思います。
そう考えると凄いバイタリティが溢れた陽キャだったのだなぁ信武は。

1才を超えた辺りで一度討伐隊を引退しようとしていますが、すぐ復帰しています。
この辺りが「お家騒動(物理)」の頃ですね。
データ的に見ると当主として問題にしっかりと片を付けていった形になっています。
決めるところは決める信武らしさが出ていますね。

その後はずっと休養と言う名目で、きっと京で遊び回っていた……と言いたいところですが、恐らく娘の茜葎が興した貿易商の仕事を手伝っていたのだと思います。
信武としては京だけでなく外つ国の目新しい情報を得ることが出来て、一石二鳥だったのかなと。

信武が当主の時代は高千穂家全体で「使命<人生」に舵切りしていた頃なので、それを自らしっかりと体現した一生になっているのが面白いですね。

アクティブな性格の割に他の要素よりも低い心の火がポイントかな。
信武は血気盛んと言うよりは楽しい事が好きなだけで、その根底にあるのが「家族の幸せを守る事」なんだろうなと思います。

もう一つ面白いなと思ったのが、要素の順番がほぼ変わらない点ですね。
心の風心の水が入れ替わっている事が何回かありますが、大体似たような数値なのでほぼ同位という事で)
信武の思想は徹頭徹尾変わらなかった事をしっかりと表現しているなぁと思います。

いや、ホントすっごいよね技の水。コレのお陰で随分と助かった印象が強いです。
一時期厄払いの槍(成長時に技の火技の水にボーナス)を装備していたとはいえ最初の頃だけだったので、ほぼ天然物の成長結果かと思います。
この技の水の素質を信武に与えてくれた愛染院 明丸様って何者なんだろうか……。

#愛染院 明丸様はの神様
(コレももう、随分と懐かしいネタですねぇ)

個人的な解釈ですが、料理というと命音の印象が強いのですが、信武も「美味しい『何か食べれそうなモノ』を作る」のは得意な気がします。
技の風を見る限り作り出すモノは種類を問わず独特な(=周囲が理解出来ない)形状をしているけど、口にすればあら不思議これすっごく美味しいね、と言う感じで。
まぁ、信武本人は料理にあまり興味が無さそうなので、ごく稀に気が向いた時にだけ作ってたのかもしれません。

能力値を見る限り、信武は「体型はよく見えるけど実は見かけ倒しで腕力は無い」といった所でしょうか。
まぁ信武は鬼退治とか武力の誇示にはあまり興味無さそうですからね。
当主として体を成す程度に動けりゃいいだろ、と思ってそうな気はします。

逆を言えば、当主として舐められないように隠れて鍛練していたクチなのでしょう。
実は同世代(四兄弟)の中で一番体の素質が低いのが信武です。
弟や妹の期待や周囲の反応を気にして、皆の期待を裏切らないように「強い当主」を演じていたのかもしれませんね。
信武の努力家な面が見える部分だよなと。

命音

ぱっと見ると、初陣から戦場を駆け抜け訓練もこなしつつ後半は隊長も務め、その後は後進に任せて勇退……と言う、如何にも俺屍の一族っぽい一生を送った命音ですが、命音の真髄はこの表だけでは判らないのでもう一つ表を出しますね。

これは高千穂一族の行動一覧の中から信武と命音の部分を抜き出した表です。
こうやって見ていると、命音は基本的に信武と共に行動している事が多いのが判りますね。
そして、信武が完全に討伐隊から勇退したタイミングで命音も勇退しています。
実機プレイ当時は特に何も想定せずに進めていた時期だったのですが、後からこうやって纏めてみると「命音は信武に付き従うように活動していたんだな……」と言うのがよく判る形になっているよなぁと思うのですよ。

そして、命音の生涯のなかで大江山に挑戦できたのは1019年のみ。
たった1回だけのチャンスだったのに行く事が叶わず、2度目の大江山の門が開く直前にこの世を去ってしまった訳で。
……こういうのを見ていると、俺屍のランダム部分が生み出す奇跡のドラマが浮かび上がってきますよね。

結果はともあれ、命音自身は恐らく自分の人生に後悔していないと思います。
信武の腹心として活躍出来て、大江山の件も自分で行かない事を選ぶことが出来たので。
でもただ一つ、最後の討伐だけは本当に想定外だったんだろうなぁ。
命音は二代目当主の剣として終わるつもりでいたからね。
とは言え、きっと雪衣と討伐に行けたのは素直に嬉しかったんだろうって思うし、この想定外な討伐のお陰で武人としても人の親としても満足できる人生の締め方を描き出す事が出来たんじゃないかなって思うのです。

命音は現時点で一人だけ「最終月に討伐に出て成長している」一族なので、グラフの作り方に凄く悩みましたが、こういう形にさせて頂きました。

いかにも武人というか、永環譲りのカッチカチな心の土ですね!
とっても意志の強さを感じます。

最後の討伐で心の水心の風を抜いた所がプレイヤー的にドラマティックだなーと感じています。
命音が5ヶ月の時に母親の永環が亡くなっています。
それ以降上がりが鈍かった心の水が最後の討伐時に一気に上がったのは、命音の中で自身のプライドよりも家族(特に娘)への思いが上回ったから、なのかなと。
ここからあの遺言に繋がったと考えると、中々ファンタスティックな展開だよなと思う訳なのです。

命音の技の素質はなぁ……四兄弟では群を抜いて低いです。
最終月でも語りましたが、お雫が覚えられない状態で終わっています。
どこかのタイミングで水ノ指輪を使ってあげれば覚えていたのですが……それに気付いた時には後の祭り状態でしたションボリ。

そんな全般的に低い技の素質ですが、技の風は比較的高いです。
なので、不器用なりに時間を掛ければ克服できる要素はあるのかなと思います。
「優しくて優秀な命音兄」は飾りだけでは無い、努力の賜物だと言えるでしょう。

命音も信武と同じく「体型はよく見えるけど実は見かけ倒しで腕力は無い」タイプですね。
ただ命音の方が全体的に信武よりもステータスが高いので、信武よりは大柄に見えるかもしれません。
なので設定として、命音は信武よりも背が高いことにしています。

体の水体の土のバランスで一族の体験を考えているのですが、そこから考えるに命音は中性的な顔つきに反して筋肉質だったのかなと考えています。
それもあって命音を描く際は「綺麗には描くけどしおらしい表情はあまり見せない」って思いながら描いてました。

初瀬

初陣後は基本出撃カラーのみの珍しい経歴です。
指導をするときは「メインは逢瀬でサブに初瀬」って形をよく取っていた(勝手にそうしていた)ので、実際は二月ほど指導している所があるんですけどね。
後半に長く休養しているように見えますが、長生きだったからそう見えるだけで、実際は出陣回数は多く13回も参加しています。

能力値的には初瀬を連れて大江山越えは十分可能だよなと思う位に強かったですね。
高千穂家のグラスカッターの名は伊達じゃないです。

水の心溢れる優しい子ですね。
特徴が「風評:粗忽者」だけど、風評に関連してると思われた心の風はそんなに伸びなかったんだなぁと言うのがプレイヤー所感。
優しさが上滑りすることが多かったって解釈も出来るので問題は無い。

心の風が上がらなくなった4ヶ月頃って何があったっけ……と思い返したところ、直後の5ヶ月目に命音が交神していました。
もしかしたら「王子様」を自覚したのがこの頃だったのかもなぁ。

いやまぁ何と言いますか、ウチの一族みんな不器用だよね。
戦術的な能力が低いところは初瀬の脳筋思想を表しているような気もします。

あまり考えていなかった&生かせるイベントが今まで無かったのですが、瀬は化粧やファッション、アクセサリー関連のメイキングやオシャレが得意なのかなと思いました。
なんか初瀬らしい設定だなと思ったので、そういう事にしましょう。
(今決めた)

うん、強いね!以上!!

瀬の体素質については全て上がり方が良くて、それが薙刀士という職にとても合っていた事もあり討伐時に物凄く重宝しました。
得物のかまいたちに備わった風属性は生かせませんでしたが、それをも上回る攻撃力でねじ伏せたって感じです。

なお、プロポーションは良いと見ました。
全てが見栄え良く丁度良いサイズでグラビア映えしそうな感じだろうなと。
……多分兄弟(特に逢瀬)が必死で止めるだろうけど。

逢瀬

基本的に初瀬と行動を共にしていたので、内容は初瀬と同じです。
ただプレイヤーが意図的に逢瀬の方に隊長だったり指導だったりを振っていたので、逢瀬の方がカラフルになっています。
逢瀬に名誉的なステータスを振ってあげたかったのですよ。
それに、瀬には役職とか付けずに自由に動いて欲しかったって事もあります。

瀬のステータス一覧と見比べて頂ければ判りやすいのですが、逢瀬の方が全般的にステータスが良いです。
素質点は初瀬の方が高かったのですが、パラメーターの引きは逢瀬の方が良かったみたいで。
ぶっちゃけ逢瀬があそこまで焦る事も無かったよな……と思わなくも無い。
まぁ、逢瀬は自分達のステータスを俯瞰的に見られないから、余計焦っちゃったんだろうけどね。

燃える炎の心は熱い。
この気質は逢瀬の人生で至る所に出てきていましたね。
不屈の精神も、コンプレックスに対する葛藤も、全てはこのバリ高い心の火からです。
反面、心の風は弱かったので、その炎はあまり余所へと燃え移る事は無かった模様。
多分ここがプレイヤーの読み違えた部分(プレイヤーが想定したような、斜に構える陳ねた子にならなかった)だろうなと。

ちなみに、心の水心の土を追い抜かした1才5ヶ月は高千穂家初の大江山討伐月。
今更ながら「ああ、冬郷の事が心配になってきたからか……」と気付いてしまったでした。
逢瀬と冬郷が初めて一緒に討伐に出たのがこの月です)

こんな事言うのも何ですが、技の水すっごい上がったんだなぁと。
気になって技の水が一気に伸びた11ヶ月の頃を調べてみたら、逢瀬の交神直前の、ラノベカルテット2ヶ月目の時でした。
おてんば娘三人を上手く手懐けて何らかの手応えを得た月ですね。
なるほど、逢瀬がイケメン対応を体得した切っ掛けがコレだったのか……。

技の水がもう一段階伸びた1才5ヶ月の事は先程語った内容と同じかと。
父性溢れる面も逢瀬の性格イケメンっぷりに拍車を掛けてくれたみたいです。

ステータスだけでも逢瀬がラノベ主人公適性あり過ぎなのがよく判る。

ステータスの中でも体の風だけは初瀬に大きく水を開けられています。
でもこれは初瀬とタッグを組む上では結構良い案配で、初瀬が討ち漏らした敵を逢瀬が仕留めるという鉄板ルーティンが組めるんですよね。
ホントいい組み合わせだと思うよ、この双子は。

逢瀬も初瀬と同じく、見栄えのよいプロポーション持ちかと。
男性が見て格好良いと思うマッスル系ではなく、女性が好みそうなスリムボディ。
こちらもグラビアで映えそうな気がします。

何だよ逢瀬、君ってばイケメン要素の塊でしかないじゃないか!

第三世代の遺伝子情報

・遺伝情報はプレイヤーが該当一族の交神時画像と成長具合から力業で判断しているので違っている可能性があります。

信武

信武は素質的に(特に愛染院 明丸様から)いいモノを貰ってきているんだけど、表出したのが良くない方ばかりなんだよなぁ。
特に体の素質は低い方を表出させた上にランダム値も低めが来てしまったのか、思ったほど伸びてくれませんでした。

でも、不思議と弱い印象は無かったんですよね。
ここぞって所で凄く頼りになる、強い二代目当主でした。

そしてやはり目立つのは、愛染院 明丸様から受け継いだ技の水ですね。
ホントにコレが強かった。
表出した火の素質が巡流の素質だった事も相成って、愛染院 明丸様って水の神様だっけ……って思うことが数多くありました。

#愛染院 明丸様はの神様

命音

命音の技の水が低かったのは表出した巡流の素質が原因でした。
同じ巡流の素質でも技の火はそこそこ上がってくれたんだけどなぁ。
これもランダム値の悪戯ですね。

でもそれ以上にランダム値の悪戯を受けたのが、技の土です。
おかしい。確実にお地母ノ木実様のパラメーターを継いでいるはずなのに。
同じ素質を引いた(と思われる)信武の最終パラメーターは148だったのに。

ただ、技の土は命音の生きている時点ではそれ程重要視されていなかったこともあって、どうしても技の水が悪目立ちする結果になってしまいました。

体の素質は根来ノ双角様の素質が表出したこともあり、良い感じに上がってくれたなと。
剣士という職業を考えれば、命音の表出パラメーターは特に悪い内容ではないだろうなと、今となってはそう思っています。

初瀬

初瀬の素質バーが可哀想なことになっているので別のスクショを探してみたのですが、どんぐりの背比べ過ぎたので止めました。
(あっちを立てればこっちが立たず状態)

前半戦は取り敢えず体の素質が高ければ何とでもなるを地で行ってくれた子です。
心技の素質パラメーターを全部体に割り振ったって感じですね。

しかし何この巡流遺伝子の多さ。ビックリだよ。
これでよく逢瀬よりも高い素質点を叩き出せたよなぁ……。

ちなみに火車丸様の体の風は父母とも同じ内容だったので、どっちか来たのか判りません。
そりゃどれだけ頑張って交神時の素質バーの長さを比較した所で判る訳がないよね。
(→めっさ時間使って見比べてた人)

逢瀬

……なぜこの素質の引きで、素質点が初瀬の約3分の1だったんだろう……?
素質点の計算方法がいまいちよく判らない。
(プレイヤーが遺伝情報を間違えている可能性も十分ありますが)

まず一つ言いたいのは、巡流の技の風(表出した方)の素質が低品質過ぎるって事ですね。
あっさりモードで世代を重ねているんだから、せめて巡流よりも高い数字を出そうよ。
ちなみに巡流の最終的な技の風78だったよ!

改めて思ったのですが、四兄弟の技のステータス低いよなぁ。
何故こうなった?

各種ランキングまとめ(第一世代〜第三世代)

こちらのみ当該世代までの一族全員分でデータ作成を行っています。

最終能力値ランキング

体の素質、心の素質については順当だという事で。
問題は技の素質……特に技の火。何故初代当主の巡流が1位なんでしょうか?
こう、技の素質だけ何故か上の方に高順位を示す赤色があるのが不思議でたまりません。
何が、何が悪かったんだろうか……。

成長値ランキング

はい、さっきの疑問の答えがここにありますね。
四兄弟の技ステータス、全然伸びてません。
軒並み巡流の方が伸びてるってどういう事?
ランダム値君、ちょっと悪戯が過ぎるんじゃない??

最終能力値ランキングと合わせて見てみると、信武は術士特性が強いよなと思います。
逆に双子は脳筋戦士タイプ。命音も双子寄りかなー。

その他ランキング

技力の上がりが全般的に悪いよなーって以外は、ほぼ順当な感じかと思います。
やはり大江山に行くのと行かないのでは戦勝点に大きい差が付くよね、と。

以上、第三世代・信武達四兄弟までのステータスまとめでした。
今回の結果で全般的に技の素質がウイークポイントだと判明した高千穂一族ですが、今後どうなっていくのでしょうか?
楽しみですね。