高千穂一族勇姿録③

高千穂家一族史(1020年9月〜1021年5月まで)

一族史のスクショを見ながら雪衣時代を振り返ってみます。
プレイ記の作成裏話なんかも書いてます。

閑題:未知の時が動き出す

8月の閑話ですが、信武が旅立った後の話なのでこちらで。
天界側に信武が到着。ようやくコチラにも話を動かしてくれそうな人がやってきました。
巡流も何となくですが動き出しそうな兆候を出していますねー。

今この文章を書くときに気付いたのですが、この閑話を作ったのは「1019年12月 閑話:春を迎える意味」を思い付くよりも大分前でして、その当時に書いたコメントを見直さずにほぼそのまま載せてしまったので、命音の柱の傷に関してトンチンカンな発言(本気で得物云々を知らなかった等)をしておりました。
ちゃんと文章を確認しようよ自分。

交神:茜葎

雪衣に代替わりしてから初めての月です。
茜葎の交神相手に稲荷ノ狐次郎様はあっさり思い付きました。
そして、子供が男9番だと知って「そんなん出来すぎやん!」って思ったのは内緒の話。

実は以前俺屍をプレイした時にも稲荷ノ狐次郎様の子供が男9番だった事があり、その時の子と今回の子(昴輝)が何となくシンクロしている部分があるのがプレイヤー的にエモい所です。

それと忘れられないのが、月が始まってすぐに一族ステータス画面を見て、命音の健康度が下がっていたのを目の当たりにしたときですね。
ショック過ぎて膝から崩れ落ちそうになりましたよ。椅子に座ってたけど。
でもまぁ、命音らしいって言えばらしいのかな、と。

閑話:少女と呪いとこんこんちき

茜葎と稲荷ノ狐次郎様の交神話。
最初は茜葎が稲荷ノ狐次郎様に投げた問いがメインのシリアス寄りな話になる予定が、書き終わったら単にケンカップルのラブラブ話になってました。何でだろう?

でも茜葎と稲荷ノ狐次郎様の関係性は今の状態の方が好みなので問題無い。
いいよねケンカップル。

あまりにも話が変わりすぎて元のタイトルと内容が乖離してしまったのでタイトルを今の形に変えたのですが、記事UP直前まで全然タイトルが思い付かず最終的には勢いとノリで決めました。
ぶっちゃけ何でこんなタイトルを思い付いたのか覚えてません。どういう意味だろ?

そして記事UP直前まで茜葎の火肌を塗るのを忘れていた件。
ホント火肌の塗り忘れが多いんだよねこのプレイヤー。

この話からプレイ記本編側も閑話は文章メインに変更しました。
プレイヤー的には苦渋の決断でしたが、あのペースで漫画描いてたら多分プレイ記完結するのに10年は掛かりそうだったので……流石にそりゃないだろうって、ね。
どうやったらもっと早く漫画って描けるんだろう?
漫画込みでプレイ記を2〜3日単位で更新出来る御方はマジパネェっす。

討伐:相翼院

命音のラスト月。彼の最期をどう纏めるか凄く悩んだ記憶があります。
プレイヤーが高千穂命音をちゃんと理解出来た(と思った)のは、今回のプレイ記を作成している時です。
ようやく掴んだと思った時がラスト月というのは何とも寂しいのですが、その分しっかりと命音を表現する事が出来たんじゃないかなって思っています。

それと、個人的には命音が旅立った今月が実質的な二代目信武時代の終わりなのかなと思っています。
雪衣へと代替わりしたのは8月でしたが、信武の腹心だった命音が高千穂家から居なくなった事で黎明期が終わったと言うか、本当に次世代へと切り替わったんだなぁ、としみじみ感じています。

討伐:大江山

昴輝の来訪月。そして高千穂一族初の大江山討伐に出掛けた月です。
雪衣世代の三人の様相がしっかりと見えてきた回になりました。
世代ごとのカラーが出てくると家の雰囲気もガラッと変わってくるよなー。

前世代が破天荒な信武達だったので、後を継ぐ雪衣達の世代が薄くなるかもと心配しているのですが、今回の記事を書いて「大丈夫かも?」と思い始めました。
雪衣達三人もしっかりと存在感を出してくれて嬉しいです。

この月のサブタイトルにも使った「二律背反」は、雪衣世代における重要ワードの一つです。
三人が三人思い描く未来と進みたい道が違って、どれも正解であり不正解でもある。
結構難しい問題ですが、描き切れるといいなぁと思っています。

閑話:力を求めた結果

冬郷が抱える不安要素と、逢瀬の迷い、この二つを取り上げた話です。
同時に「信武世代」としての括りにおける物語がクライマックスへと入っていく話でもあります。

逢瀬の不安が徐々に現実化しつつある昨今の高千穂家。
冬郷は雪衣ほどではないけれども中々と自分の意志を曲げない人なので、逢瀬の思いに気付くのはもう少し後になってきそうです。

討伐:大江山

大江山討伐2回目。
この月は高千穂家にとって、そして三代目当主雪衣の時代にとって、大きなターニングポイントとなりました。

一番大きかったのが「討伐時間の終わり付近に赤い火が出た」事なのかな。
この赤い火によって、欲しかった強力な武器を一通り揃えることが出来ました。
戦力的には十分、初瀬・逢瀬・雪衣・冬郷の四人で大江山越えを果たせると判断出来るレベルになってしまったのです。

石猿 田衛門戦の後で一度手を止めて検討しました、大江山越えを。
でも止めました。これはプレイヤー判断です。
ゲームストーリー上、今後のネタバレになるので、ちょっと隠した状態で話します。

理由としてはこの2点が大きくありました。

・大江山越え後のダンジョンを戦える程のレベルではない。
・貯蓄奉納点が少なすぎる。

大江山越え後は鬼が格段に強くなってしまうので、どれだけ早く迷宮の中ボス撃破が出来るようになれるかが大きな勝負所です。
(前半の七天斎 八起おじちゃんみたいに優しい人がいなくてね……)
ここで躓いてしまうと、何年、何世代かを重ねないといけない、いわゆる「中だるみ」の期間が出来てしまう訳で。
プレイヤーとしてはどうしてもこの中だるみする部分を出来るだけ短くしたいと考え、せめて後半でも奉納点稼ぎが出来る程度まで一族を強くしておきたい……そういう思惑があったのです。

また、後半になると奉納点が稼ぎ辛くなります。
奉納点が無くて交神出来ない、出来ても今までよりも低い奉納点の神様としか交神出来なくて一族が弱体化すると言う、負のスパイラルに陥るのを凄く恐れてました。
故に大江山越えを少し先に延ばして、その期間に奉納点を稼げるだけ稼いでしまおうと考えたのです。

一族はプレイヤー判断の犠牲になってしまったのです。
同時に、この選択はプレイヤーにとって「一族に対する負い目」と言う遅効性の毒でした。
でもきっと、もしあの時に戻ったとしても、プレイヤーは同じ選択をするんだろうなぁ……。

閑話:悪党共の饗宴

何か突然書いてみたくなって追加した、鬼の会話です。
この二人?の会話は結構書いてて楽しかったです。
……そういや大江山の門が閉まっている10ヶ月間、ずっと彼は寝ているんだろうか??
(その辺は全然考えて無い)

閑話:知りたかった答え。

命音の推理が冴え渡る、巡流の真相編。
プレイヤーとしては、この話まで書いた時点でようやく天界編のスタートラインに立てたかなーと思っています。
(今までは自宅から競技場に入ってスタートラインまで移動している道中のような感じ)

個人的には「これでやっとあの漬物石を動かせる……!」って感じですね。
巡流ってば縁側から全然動かないから困ってたんですよホント。

そんな訳で、これからが巡流の物語が本格的に始まります。
今後訪れる自分の子孫達との交流で巡流がどう変わっていくのか、見届けてやって下さい。

閑話:誰が箱を開いたか

信武と命音のサシ呑み話。
そう言えば一年前も二人のサシ呑み話を描いていたなぁ。

巡流と永環の件は今までも小出しにしていましたが、ここで大きく謎として持ち出してみました。
この二人の関係も、巡流の物語において重要なファクターになってくるのかなと。

しかし天界は色々と便利そうだなー。

交神:雪衣

雪衣の交神月。こんなに交神が辛いと思ったことは無かったです。
そしてこの交神があんな自体になるなんてなぁ……(報世の顔を思い浮かべる)

この月に関しては語るのがホント辛くて、本編記事文字数もいつもより少なめでした。

ちなみに雪衣の二つ名は「高千穂家の時限爆弾」です。
何がたち悪いって、忘れた頃に爆発する上にクラスターが仕込んでるから被害が甚大って事なんだよなぁ……。

なお今後も何度か爆発していますので乞うご期待。
プレイヤーはその度にSAN値直葬されております。

閑話:ピュア・スノウ

雪衣の交神前日譚。
内容に関しては記事の方で存分に語ったので、違う方面の話を。

思い入れの強い話だったこともあり挿絵がいつもより多かったのですが、その中でも信武の挿絵は描いていて無茶苦茶楽しかったです。
しかしプレイヤーはファッションセンスが乏しくて、信武に何を着せればいいのか悩みまくった結果、Twitterのフォロワー様に助けて頂きまして。
その節は本当にありがとうございます。お陰で格好良い信武を描くことが出来ました。

当該記事の信武は目を隠していますが、折角なので目を隠していないVer.をココに上げておきますネ。

討伐:相翼院

戦慄のバレンタイン。
まさか「規制中」のチャットアイコンを再利用する日が来るとは思わなかった。

信武系統にはトンデモ欠点があるって話を記事内で出していますが、命音・逢瀬系統にもそういった類いの設定があったりします。
何かのタイミングで出せたらいいなぁ。

選考試合:春

報世の来訪月。
そして初瀬・逢瀬・茜葎が同時に健康度を下げるという何とも衝撃的な出来事があった月です。
双子は覚悟をしていたけど、茜葎は完全に想定外でした。
それも双子よりもに茜葎の健康度低下に気付いてしまったのが、更にショックを大きくしてくれました。
もしかして双子よりも茜葎の方が先なのか!……ってね。

報世は「悪党」と呼べる位に活躍してくれるはず……ですが、どこまで悪党にする事が出来るのかはプレイ記を進めてみないとプレイヤーにも分かりません。
でも、ただ悪党なだけでは終わらせたくないので、彼にも少し光を……でもどこにあるんだろう……??

交神:冬郷

冬郷の交神月。
リアルプレイ時は茜葎の件も雪衣の件も無かったので、素質と冬郷の好きそうな顔で那由多ノお雫様を選んだのですが、まさかあんな事になるなんて思わなかったなぁ。

そして逢瀬の逝去。
まだ初瀬が居る時点で信武世代の総括をするのはちょっと気が引けましたが、あの締めは逢瀬にしか出来なかったので、敢えてそうさせて貰いました。

思うに四兄弟の中では母親の永環に内面が一番似ているのが逢瀬なのかもですね。
そして、色々悩みながらも最終的には母が通った道を越えていく事が出来た逢瀬に祝福を。

閑話:君だけのヒーロー

逢瀬の交神関連話です。
……逢瀬よ、中々やるじゃないか。

最初の想定だと逢瀬は春野 鈴女様の尻に敷かれる系男子だったのですが、いつの間にか春野 鈴女様を手玉に取っていました。
イケメン度が連日ストップ高状態で「何だコイツ……」状態です。

いやホントいい男になったね逢瀬……凄いよ……。

閑話:憧れのヒロイン

冬郷の交神話。何でこんな話になってしまったんだろうか。
書いた本人が言うのも何ですが、酷いな。
それと那由多ノお雫様へには本当に申し訳なく。

俺屍な関係上一族が不幸になることは多々あるとは言え、一族が悪者になる話はどうなの?
……と思っている自分がいまして。
報世の場合は今後の展開上敢えてそう仕向けているので致し方ないとして、冬郷はそんな予定も無かった上に(冬郷に失礼ですが)意外と好印象を持って貰えていたので、それを崩してしまうような事態になってしまったのも少々心苦しいです。

逢瀬と冬郷の交神話はタイトルを対にしてあります。
物語の温度差も想定して対にしたのですが、プレイヤーも想像以上な温度差で風邪引きそうです。

本当に、何故こうなった??

討伐:九重楼

初瀬と茜葎の逝去回。同時逝去は辛いですねぇ……。

この月の討伐で七天斎 八起おじちゃんとやたノ黒蝿様を解放したのですが、おじちゃんはともかくやたノ黒蝿様はタイミング的に解放が遅すぎたなーと思ってます。
本当ならもっと早くに解放して、永環か初瀬辺りと交神をお願い出来たら良かったよなと。

ゴロー’sは絶対(ゴロー’sの方が)舐めプだったんだろうなと解釈しています。
初対面だし今の状態を見ておくかーって程度。
じゃなきゃあんなに簡単に倒れる訳がない……んな訳ないんだよ……。
(過去の嫌な思い出が蘇ったらしいプレイヤー)

閑話:強く儚い者たち

初瀬と報世の話です。
何と言うか……色々タイミング悪いな……と。

無理矢理二つの話を一つに纏めた弊害で物語内の温度差が凄いことになっています。
本当なら初瀬部分の話を報世の訓練期間中に入れる予定だったけど他の子達のエピソードが強すぎて入れ込むスキマがありませんでした。

象徴歌も遺言も、まるで報世を気にしているような内容だったのが凄く印象的だった初瀬。
そんな初瀬の思いに報世が気付いてくれる日は来るのかなぁ。

閑話:さよならなんかは言わせない

閑話の2本目、茜葎の話です。
こちらは比較的重い話ではないので、書いていて楽しかったです。
後半に載せた話について、一部意味分からない記述になっている部分があるかもですが、その辺については「ふーん」と思う程度で読み飛ばしてやって下さい。

しかしウチの稲荷ノ狐次郎様は何故か「意地悪だけど気の良い兄ちゃん」になってしまったなぁ。
最初この二人の関係を考えていた時、茜葎とは嫌味の応酬みたいな少々ドライな関係なのかなと思っていたのに。
まぁでも今の方が茜葎には幸せなのかなと思うので、これで(ウチの場合は)正解なのかなと思ってます。

閑話:語り継ぐ愛に

閑話3本目、九重楼討伐時の話です。
雪衣の時限爆弾は威力マジパネェ。
本当に、何でそうなった??

実はこの話を1021年5月サブ記事の1つめにする予定で作っていたのですが、書いていたら雪衣が当主交代するとか言い出したので、ここまで出番を延ばしました。
(インパクト強過ぎな引きになってしまい、他二本の閑話が浮いてしまうと思ったので)
なお、今後にもバリッバリ影響出ています。予定組み直しだぜイェーイ。

セオリーを思いっきりぶった切られてホントこの後どう続けようか未だ悩んでます。
何だかんだと言って、きっとプレイ記を作り始めたら勝手に雪衣が爆弾を爆発させに来る気がするので、もうこうなったらなるようになれ状態で進めていこうかなと思っております。

以上、雪衣時代の振り返りでした。