高千穂家一族史(1019年3月〜1020年8月まで)
一族史のスクショを見ながら信武時代を振り返ってみます。
プレイ記の作成裏話なんかも書いてます。
閑話:オレがオレである為に
日付的には2月ですが、初代当主・巡流の死去後で3月前日譚に当たるのでコチラで。
当主名ミドルネーム化爆誕秘話。
プレイヤー的には「二代目以降も名前は残したい」「ミドルネームって何か格好いいよね(中二病)」といった理由で採用しました。
ちなみに信武は字が汚いです。
悪筆というよりは、営業マンの走り書き系。
綺麗に書くのはメンドーなので読めれば問題無い精神。
討伐:鳥居千万宮
今見返したら、この月に初めてメタ発言してますね、信武。
多分この時は何も考えず信武にメタ発言させていたと思うのですが、まさかそれが最期まで続くとは。
でも信武との対話は楽しかったです。まだまだ続けたかったよ。
そしてこの月に巡流と入れ替わりで命音が来訪。
この頃はまだ初々しいというか、大人しい感じです。
閑話:もう一つの系譜
プレイ記の中でも特にプレイヤーの中で葛藤が渦巻き続けている天界側のお話。
一族が今生を追えた直後にまた出てくるって言うのは今でもやはり何だかなーという状態です。
でもこちら側で紡ぎたい話もあるので、その辺の葛藤と戦いながら進めていこうかなと。
こちら側が動き出すのはもう暫く後かな。
どこかで書いていたかもですが、閑話の色は地上側(本編筋)が縹色で天界側を紫にしています。
これは高千穂家における揃いの衣装色からチョイスしました。
アイキャッチの色でどちらかを判断頂ければなと。
(衣装に黄色とか金とか使わなくて良かった……)
交神:永環
この月には既に信武に対し怪訝な態度を取っていた命音さん(0才1ヶ月)
永環の三回目の交神という事でしたが、前半はわざとじゃないかって位に交神出来る神様の配置が悩ましいですよね。
火車丸様がいなければどうなっていたことか。
そしてここで火車丸様を選ばなかった場合どうなっていたのか。
あ、でも仮にやたノ黒蝿様が解放済だった場合は、やたノ黒蝿様が相手になっていた可能性が高いです。
やたノ黒蝿様も好きな神様のお一人ですね。
そう言えばこの頃から前後数ヶ月分位、スクショがバグる&ファイル破損する現象が多発しまして、ちょっと困っておりました。
俺屍ってスクショを撮りまくるゲームなので、スクショまわりで不具合があるのはホント困る。
討伐:九重楼
まさかの双子に動揺しまくりのプレイヤー。
高千穂家は三系統で進める気満々だったのに、ここで躓くとは思わなかった。
命音の初陣で九重楼へ行っていますが、プレイヤーは「当主の指輪を使えば七天斎 八起おじちゃんは一撃で倒せる」と思い込んでいたため、倒せないばかりかお雫で回復されてしまいとても焦ってました。
どうやら序盤のおじちゃん攻略は「まずは一撃入れてから当主の指輪」がセオリーだったみたいです。
次に俺屍をプレイするときは忘れないでおこう。
更に命音の技の水が全然上がらない件や、永環の健康度ガタ落ちも含めて、めっさ想定外ばかりな月でした。
閑話:信武のパーフェクトファッション講座!
信武時代のイメージを決定付けた閑話です。
当時はタイトルにカタカナとは言え英語を使うのはどうかなーとか思っていたのですが「当主が信武だから許される」と謎の理論で押し通しました。
内容の通り、信武は服装センス皆無です。というか、美的センスが皆無です。
信武本人は「オレの美的感覚が最先端過ぎて命音達にはワカンネーのかな?」と思っているみたいですが。
このように信武系統の子達は「何処かとんでもない欠点を一つ持っている」事にしています。
今後、茜葎以降の子達にもそういう突飛な何かをぶち込もうと思っていますので、楽しみにして頂ければと。
討伐:相翼院
双子の来訪や永環の健康度低下、それと初めての強化月間。
そして高千穂一族では姿は見えねど存在感はある鳳 あすか様(の名前)が初登場です。
(スクショを含めると実は1019年4月の永環交神時にも名前は出てきています)
まさかここまで大活躍されるとは……と言った所です。
鳳 あすか様は交神相手としても良い感じなので好きな神様の一人ですね。
そう言えば黄川人のことを「失言大魔王」と称したのもこの月でした。
色々とネタが多い月だったなぁ。
閑話:今の私にできるのは
初瀬が薙刀でアジサイをぶった切った伝説回(プレイヤー評価)
個人的には双子が永環にほっぺチューをしてる所を強調したい。
あれを教えたのは誰だ、的な意味で。
(いやぁもう一人……いや一柱しか居ないでしょうが)
そしてイツ花について。
何でウチのイツ花さんってこんなに切ない立ち位置にいるんだろう?
イツ花にも何らかの展開を考えたいとは思っていますが、多分まだまだ先の話になるだろうなぁ。
神様三柱の後ろ姿のコマが結構気に入っています。
ただ根来ノ双角様は後ろ姿の設定が無いのでかなり苦労した記憶が。
神様、もうちょっとラフに行こうよ?Tシャツとかどう??
休題:永環の交神話
初めての休題。
これは漫画の方で使っている「閑話」と対になるようにタイトルを決めました。
二つ揃うと「閑話休題」となり、そろそろ本題に戻れよって意味になります。
永環にはつくづく辛い役目を課してしまったなと。
彼女にも何かしら幸せを作ってあげたいのですが、未だにどうしようか決めかねています。
交神:信武
交神のターンが四兄弟に入ってきました。
信武の交神相手は本当にあっさり決まりましたね。
噂によると高千穂家の神様目録のうち、東風吹姫様の幻灯が無くなっているとの事。
絶対信武が取り出して囲い込んでると思うんだ。
そしてこの頃から何気に初瀬は命音の事を大好きって言っていたりします。
(命音兄好き好きムーブは突然現れた訳では無いんだよとこっそり意思表示)
閑話:運命は自分で掴め
信武と東風吹姫様のラブラブ話。
こういう事は信武ってばキッチリと決めていくタイプですね。
東風吹姫様と言えば、信武とこのお方のプロットを書いていると何故か不運が起きます。
書いていたプロットが全消えするとか、飲み物をぶちまけて周囲水浸しにするとか。
それもこの二人絡みの作業をしている時に限って、何度も起きているんですよ。
一体なんだったのだろうか……。
選考試合:夏
永環ラスト月&四兄弟揃い踏み、と言う事で討伐よりも家族との時間を優先しました。
十二分に舞台の揃った月でしたね。
子供達の活躍を自分の目で見ることが出来て、永環も嬉しかったんじゃないかって思っています。
こういうロマンシングな選択は、たまにあってもいいよね、と。
閑話:一族の母として
一族の結託と信武のジレンマを表した話。
この辺りから信武と他兄弟との間で一族の向かう道に対する認識の違いが垣間見始めています。
プレイヤー的には、一コマ目の永環を描くのが少し辛かったです。
巾着袋のカラーバランスも難しかったなぁ。
閑話:静寂の牢獄
この頃辺りから「漫画を描くのに拘っていたらいつまでたってもプレイ記が終わらない」と思い始めまして、天界側の閑話をプロット垂れ流し方式に変更しました。
出来るだけ挿絵を入れたり、自分的に描きたいシーンのみ漫画にしたりする方針で。
漫画部分ラストの巡流の腑抜け姿は是非描きたくて気合いを入れて描いたのですが、ちょっと腑抜け具合が足りない気がするのでそのうち直したい。
(そんな時間あるのかという話は別として)
この月の閑話二つの更新期間が結構空いていますが、その時期にサイトのリニューアルやプレイ記本編に一族チャットを入れ込む作業をしておりました。
(以前は一族チャットを入れていませんでした)
これも漫画に対しての作業負荷を減らすための苦肉の策です。
漫画マジで描くのに時間掛かるから……。
討伐:九重楼
茜葎が来訪。
来た当初は四兄弟にインパクトで勝てるか不安だったのですが、そんな心配は無用でしたね。
茜葎は一族チャットで光るタイプ。
(言い方を変えれば話の本筋以外で存在を発揮するタイプ)
この月に拳の指南を入手出来てます。一族に拳法家を早く作りたいなー。
まぁでも高千穂家ではそれよりも前に拳の指南は有効活用されていますけどね。
その話は1019年12月の時にでも。
閑話:生と死との狭間には
本編側なのか天界側なのか、どちらにしようか悩んだ作品。
結局は天界側扱いにしたのですが、一番の決め所は「漫画を描かなくても済むから」だったりします。
プレイヤーは極力漫画作業量を減らしたい。
この話の信武&茜葎のイラストは結構好評で嬉しかったです。
討伐:相翼院
逢瀬が鍛練の鬼になっている時期ですね。
弓道をやってる人って狙いを定めるのに全身の筋肉を使うから筋肉質になると聞いた事があるのですが、それでも逢瀬は体質的に彼自身が理想とするマッチョにならないのではないかと思っています。
細マッチョ位まで行けるかなぁ……って所ですかねぇ。
(細マッチョでも結構マッチョな気はしますが)
逢瀬については個別テーマが「力を求める意味」なので、そんな彼がどう変化していくのかを見守って貰えると嬉しいです。
交神:命音
命音の交神ですが、後になって考えるとここで椿姫ノ花連様を選択したのは良い選択とは言えなかったかもしれないですね。
椿姫ノ花連様側の問題では無くて、命音系統が初代から含めて連続3回土の神様と交神を重ねていた事に後から気付いたのですよ。
神様の属性をバラしておくべきだったかなーと。
ちなみに交神相手候補を挙げていた部分で「那由多ノお雫様と泉源氏お紋様」と書いているのにスクショが「木曽ノ春菜様と那由多ノお雫様」なのは、泉源氏お紋様のスクショが無く代わりに名前が載っているスクショを載せたためです。
(この文章を書く為に見返した際に「何で春菜様?」ってセルフツッコミしてしまった)
休題:当主の指輪について(入門編)
この辺りから高千穂家カスタムな設定がいっぱい出てくるようになって来ました。
プレイヤーもこの指輪欲しいです。
記事内でも話題に挙げていますが、本当はこの内容を漫画にしたかったです。
信武が格好つけて指輪の検索機能を使っているシーンを描きたかった。
(なお、その鬱憤は1020年3月の閑話において別の形で発散させています)
信武は映えポージングをさせやすい子なので描いていてとても楽しいです。
討伐:相翼院
命音が三連撃を決めて信武を叩きのめしたシーンが一番のハイライトかと。
あのイラスト、もっと命音の怒りオーラを禍々しく描きたかった。
(画力の限界)
高千穂家は自己研磨&後の家族に教えられるようにと、自分の職業以外の武術も習っています。
やるかどうかは自由選択ですが。
基本的には指南書を元に大人一族が体得→子供一族に伝えるという形。
高千穂一族は1019年9月の九重楼討伐で運良く拳の指南が取れたので、命音はそれを元に我流で拳術を体得したという設定です。
信武が槍使いになった時に槍術を教える人がおらず、指南書を使って巡流と信武が一緒に槍術を会得していった事がそもそもの切っ掛けだったり。
なので巡流も一応槍が使えたりするんだよね。
信武は訓練期間中に巡流から剣術を教えて貰っているので、それを命音に教えています。
そんな感じで脈々と武術は伝わっていく……って感じなのかなと。
閑話:春を迎える意味
ラストページの、年が明けた瞬間(=大江山への門が閉まった瞬間)の二人を描きたくて作った話。
何気に難しい構図が多かったので、描くのが非常に大変でした。
とても描きたい話だったのですが、主に画力の問題で色々と課題の多い作品になってしまいました。
想定した年齢の顔を安定して描けるようになりたいっす。
色々と苦労した分、二人の空気感は描けたように思えるので、そこはとても気に入っています。
討伐:鳥居千万宮
雪衣が来訪。そしてお家騒動(物理)が勃発。
いやホントに何で忘れていたんだろう、増築問題。
そういや何気にスルーしていましたが、この月に解放した風車ノお七様が当家初の神様解放でした。
俺屍をするときは大抵もっと早い内に白浪 河太郎様を解放している事が多いので、イツ花が朱ノ首輪の話をしたときに「あーそうだったっけ」と思った記憶が。
実はこの月に閑話を一つ入れようかと思っていたのですが、直前で止めました。
作業量云々ではなく、あまりにも内容がプレイ記から逸脱していると思ったので。
ちなみに内容は「火車丸様と鳳 あすか様の宅呑みグダグダトーク」でした。
神様から見た一族というのも面白いよなーとは思って色々と準備まではしていたんだけどね。
……こうやって鳳 あすか様は高千穂家での出番を失いつつ、存在感だけはたっぷりと残していくのかなと。
討伐:相翼院
高千穂家を困惑の渦に巻き込んだ娯楽部門への投資の結果、姿絵屋が誕生した月です。
いやもう何でこのタイミングで娯楽部門への投資をやるかな、と。
当主が信武じゃ無ければこんな事は恐らくやらなかったと思うので、これもまた信武らしい行動と言えるのかな?
プレイ記内で七光の御玉の話題を出しておりますが、1020年2月時点の高千穂家には七光の御玉が8個存在します。
これって中々面白い事実ですよね。
プレイヤーがその事を知ったのは俺屍R発売後なのですが、驚きと納得のタイダルウェーブでした。
確かにそーだよねーそうなるよねーって。
既に俺屍をクリア済みだからこそ納得できる事実ってヤツだよなー。
ゲーム中で巡流が七光の御玉を使えない仕様なのは中々エモいですよねぇ?
討伐:鳥居千万宮
信武の直感が冴えてお宝ザクザクだったのが印象的な月。
槌の指南も入手出来ました。
これで大江山越え前までに入手出来る指南書は全部取れてしまいました。
このタイミングでの稲荷ノ狐次郎様解放はちょっと悩んだのですが、そう都合良く鳥居千万宮に赤い火が来るとも限らないし、この月が実質信武と命音のラスト討伐だよなと思ったので、二人に戦果を付けてあげるって意味で特攻しました。
下の子達が育ってくれるのは嬉しいけど、代替わりで今まで慣れ親しんだ子達と討伐に行けなくなってしまうのは寂しいですね。
閑話:未来の為の標となる
ある意味、信武世代の総決算的な物語になったのかな、と。
四兄弟揃っての戦装束姿を描けて満足です。
懐中時計や魔方陣みたいなのを描くのも楽しかった。
ただ懐中時計のシーンはもっと格好良く描けたんじゃないかなーって思いもあって、現時点における画力の限界を感じております。
このシーンをもっと格好良く描けるようになったら、描き直してみたいなー。
馬鹿話なのですが、今回のタイトルにある「標(しるべ)」を漫画を描いている間ずっと「礎(いしずえ)」だと思い込んでいて、記事を公開したときに「あれタイトルの何かが違う気がする……」って暫く悩んでいたりしました。
ちなみにタイトルは「標(しるべ)」が正しいです。信武は一族の道標って意味なので。
何故そんな思い込み間違いをしたんだろう?
休題:一族の討伐について
この記事を作るのに、1017年から数年間のカレンダーを手作りしたりしてました。
結構手間の掛かった記事です。
でも楽しかった。こういう設定を解説する記事を書くのはホント楽しい。
これをまとめるために太陽暦やら太陰太陽暦やら色々調べて頭ぐっちゃぐちゃしてました。
ちなみに、実際俺屍が舞台としている平安時代の暦は宣明暦と言う中国の暦なんだそうです。
色々あるんだなぁ……。
本分で書かなかったギャグ設定。
懐中時計についてですが、迷宮外(家や京の町とか)だと炎の表示が出来ずサンプル表示になるのですが、サンプル表示の内容は自分達で変えられるので、やろうと思えばラーメンタイマーとか作れます。
本体もヌードルストッパーになるので更にお得。
(京の町にカップラーメンはさすがに無いだろうけど)
討伐:鳥居千万宮
逢瀬とラノベカルテット、結成です。
って事で、今回のサブタイトルはラノベ風にしております。
今まで兄二人の印象が強かったと思っていますが、今月は双子やニューカマーな二人の様子をガッツリと描くことが出来たかなと。
見てる方向が全然違う四人のこれからがプレイヤーも楽しみです。
(プレイ記を書いてみないと、どう物語が展開していくか書いてる本人も判らないと言う話)
閑話:早春賦
純粋な天界側の話としては永環の来訪以来お久しぶりな天界編です。
今回は永環目線で高千穂家カスタムな天界の様子を書いてみました。
他の一族さんの天界はどんな感じか気になるなぁ。
天界側の話を書くときは小説……というか小説もどきでお届けしているのですが、読みやすい読みづらいとかあるか心配。
しかし火車丸様は仕事サボりすぎじゃないのかな?
その内姉神様から天誅をくらいそうな気がするよ。
討伐:相翼院
ようやく熊五郎さんに改築費を払えました。
思ったよりも早く支払えて良かった。
前の月とこの月は逢瀬の心境の変化にスポットを当てております。
本当はこういう所を漫画に出来るといいなと思っているんだけどねぇ……遅筆が口惜しい。
双子メインの閑話を中々出せずにいるのがとっても気がかり。
一応、後々に予定はあります。まだ確定はしていませんが……。
(このプレイヤーは直前で閑話にするのを止める→換わりにチャット化とか結構やっているので)
交神:逢瀬
双子の交神は直前までとても悩んでいました。
本当なら二人に交神させてあげたかった。
そして、出来ればこの月のチャットで表現した初瀬と逢瀬の会話を漫画で描きたかった。
(→漫画で描くかどうかもプレイ記本編を作る直前まで悩んでた)
プレイヤー目線で今回の交神の話をしますと、当初は初瀬も交神する予定でした。
目星を付けていた神様もいらっしゃったんですよ。
でも、最終最後で止めてしまいました。
理由は「初瀬の王子様にはならないだろうから」です。
初瀬のお相手に考えていた男神様は、高千穂家では陰の功労者、鳳 あすか様です。
丁度初瀬で狙える男神様方って、鳳 あすか様以外だと火属性と土属性の神様ばかりでして。
当家は火や土属性の神様と交神することが多くなっており、そういう意味でプレイヤー的に初瀬のお相手は鳳 あすか様しか選べない状況だったんですよね。
でも、初瀬の相手に鳳 あすか様はちょっと違うかな……と思ったのと、その後逢瀬のお相手として春野 鈴女様が出てきてしまったこともあり、初瀬には別の王子様を探して貰う方向としました。
初瀬の王子様、見つけてあげたいです。
討伐:九重楼
信武時代最後のターニングポイント。
一族の主戦力は完全に次世代へとシフトし、信武も健康度を下げてしまいました。
代替わりが明確に見えてきた月ですね。
今回のサブタイトル「風立ちぬ、いざ生きめやも」は、ポール・ヴァレリーの詩「海辺の墓地」の一節を日本語訳したものなのですが、どうやら世間一般的には誤訳疑惑があるらしく。
疑惑の詳細は省略致しますが、プレイヤーは「訳者に意図的な意味があっての日本語訳」と言う説をここでは取らせて頂きました。
「風が吹いてきた、さあ生きていこうじゃないか(でも無理だよなぁ)」
これが信武の現状と合っているのではないのかなと思っているのです。
選考試合:夏
信武のラスト月。
そして逢瀬の子である冬郷が初登場です。
ちなみに出撃隊長は雪衣ではなく逢瀬です。ここ何で名前を当主に書き換えちゃう仕様なんだろう?
プレイヤーがこの月に選考試合へ行ったのは、永環の時と同じく「信武に家族の集大成を見て貰うため」でした。
それなのに気付いたら信武がこんな大立ち回りをしていたとは。
でも、お陰で信武時代の集大成としても相応しい月になったのではないかなと思います。
信武が引いたタロットカードに関しては、先月のカードも含めて三枚とも正位置での意味合いになっています。
プレイ記本編でどのカードを使うのか考えていたとき、「審判」「世界」「愚者」のカードがすぐに思い付いたので、本当に信武がこのカードを引いてプレイヤーに提示してきたのかなと思っています。
すぐにメタ発言する子だったからね、信武は。
なお、信武にタロットカードをあてがったのは、信武の趣味や性格を考えるとタロットカードが合いそうだよなと思ったからです。
タロットカードは綺麗な絵柄のカードが多くて見ているだけでも楽しいからね。
それに信武はタロットカードの才能あると思うんだ。
閑話:さよならのつばさ
信武から雪衣への代替わりの話。
当初はタイトルも内容も全然違う閑話を準備していたのですが、直前になってそれをお蔵入りさせ、この話を新たに作りました。
こういう事もよくやるんだよ。先にプロットを用意しておく意味とは一体……。
何と言うか「信武を描き切った!」って感じですね。感無量。
プレイヤーにとっては初めて最初から最後まで描き切った子なので、その分思い入れも強いです。
そして結局最後まで男23番っぽくは描けなかった気はします。
でもいいんだ、親神様の愛染院 明丸様には似てるから!
以上、信武時代の振り返りでした。