1018年5月 閑話:親の心、子知らず

一年にも満たないこの人生の中で、何を学べと言うのであろうか?

朱点打倒を開始する1018年4月よりも前に、初代当主は何をしてたんだろう、という話。

1018年4月より前に関しては殆どブラックボックスなので、プレイヤー側の妄想でしか答えは出せないのですが、高千穂一族としては「言葉や戦い方といった(天界から見て)朱点討伐に必要最低限だと思われる事しか教えて貰えませんでした」って事なのかなと捉えています。
巡流の素質が全体的にフラット過ぎて、感情の起伏を感じないんですよね。
そう言った所からも、情緒面での育成は殆ど行われなかったんだろうなと推測しました。
天界に居たのは数ヶ月だったと考えると、学べる時間は限られてるだろうからね。

永環の方は、天界に居たであろう期間が巡流より少なかったのと、母親であるお地母の木実様と一緒に居る期間もあっただろうって事で、巡流よりも情緒面は育っていると思います。
とは言えまだ元服前ですから、父親の状態を正しく理解する事は難しいよね、と。
イツ花も出会ったばかりだから、きっと巡流の事をよく知らない状態だろうし。
……この分だと永環の悩みはまだまだ続きそうです。

余談ですが、巡流は自宅に居る時にいつも庭を眺めながらお茶を飲んでるような気がします。
きっと彼の右手には討伐時には刀が、家では湯飲みが常時装備されているんだろうなぁ。